桜と香り
どうも!調香師の桜新一です。
桜が咲く季節になりました。
ということで今回は桜の香りについて書きます。
サクラと言えばお花見で、そのお花見で見るサクラの品種が一般的にはソメイヨシノです。そしてこのソメイヨシノを始めとする桜の花には香りがあります。
しかし、これらの花の香りは非常に弱く花に鼻を近づけても僅かにしか香りません。
これらの品種とは別に匂い桜と呼ばれている、オオシマザクラやヤマザクラ系統のサクラにはある程度当くまで香るほどの芳香があります。
実際のサクラの香りは、ベンズアルデヒド、フェニルエチルアルコール、アニスアルデヒド、クマリンなどが含まれています。
ベンズアルデヒドはアーモンド様の香り、フェニルエチルアルコールはバラの香りでフルーティーな日本酒の様な香り、アニスアルデヒドはベンズアルデヒドよりマイルドで甘みのある杏仁豆腐のような香りです。そしてクマリンの香りはまさに桜餅の香りです。
このように様々な香りが混ざり合って、良い香りが出来上がっています。
ぜひ日本酒と桜餅と杏仁豆腐とアーモンドを食べながら、桜の花の香りを感じて見てはどうでしょうか。
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脳内麻薬と香り
こんにちは!
調香師の桜新一です。
この前は催眠術と香りについて書きました。
今回はその続きで、
脳内麻薬について、脳内のニューロンから放出される神経伝達物質は約20種が確認されています。主に以下です。
・βエンドルフィン:モルヒネ同様の作用を示すと言われており、多幸感をもたらし脳機能を向上させる効果があるとされています。
・アセチルコリン:集中力が増し、効率的に記憶ができるようになります。
・ドーパミン:快楽ホルモンと言われており、やる気、集中力をもたらしてくれます。
・ノルアドレナリン:緊張感を保つために作用します。
・セロトニン:多すぎるドーパミンやノルアドレナリンを抑制し、過度な興奮を鎮めます。
催眠状態や瞑想時にこれらの脳内麻薬のドーパミンやβエンドルフィンが出ています。
そしてこれらの脳内麻薬には依存性がありません。
ちなみに性交時のドーパミンの分泌量を1とするとヘロインが3、コカインが4で覚せい剤が10そして催眠状態や瞑想時で20だそうです。
当たり前ですが薬の力で脳内麻薬を出す場合は薬が切れると効果が切れます。
つまりコントロールできないわけです。このコントロールできない状態が長く続くと依存症になると言われています。
一方、催眠や瞑想では体のメカニズムで分泌されてその状態が終われば自然と分泌は止まるため依存しないと言われています。
催眠はかかればかかるほど、深い催眠状態になりやすいと言われています。
つまり更に深くリラックスできるというわけです。
また催眠状態と音楽、香りを組み合わせることで更に深いリラックス効果を得ることができます。特に瞑想におすすめなのが白檀と沈香の香りです。
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催眠術と香り
どうも調香師の桜新一です。
毎日目標に向かって頑張っていると疲れが取れないと言う方が結構多いように思います。
そういうときに効果があるのが軽い運動やストレッチ、ヨガなどです。
しかし、これはどちらかと言うと外側からの刺激によって血行を良くし疲れを取る方法です。どうしてもこれだけでは取れない疲れもあります。
そうなると内的刺激、例えばお酒や漢方です。
これらも効果的ですが、飲み過ぎの心配やある程度の知識が必要になってきます。
そんなときに効果的なのが自律訓練法、いわゆる自己催眠です。
催眠術というと怪しいイメージを持たれる方も多いように思いますが、自律訓練法はどちらかと言えば瞑想に近いものです。下の動画が実際の自律訓練法の音声です。
気になる方は試してみてください。
これだけでも十分効果はありますが、更に効果を高めたい方におすすめなのが
お香を炊いたり、サンダルウッドやベチバーと言った香りを焚いておこなうことです。
ウッディ調の香りやアーシーな香りは心を落ち着かせる効果があり、より深くリラックスできることでしょう。
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お酒と香り
こんにちは。
調香師の桜新一です。
どんどん春になってきて、もうすぐお花見のシーズンが到来します。
そうするとお酒を飲む機会が増えてくるのではないでしょうか。
お酒には様々種類があり、それぞれ香りが違います。
もちろんそれは香料が添加されているからです。
香料が添加されていなくてもそれ自体で香るものもあります。
ハーブやスパイスなどを漬け込んだお酒はそれだけで香りがします。
ジンはジュニパーの香りが特徴的ですね。
アルコールには脳内シナプスのグルタミン酸受容体に浸透し、興奮を伝達する能力を阻害する働きがあります。またドーパミンやセロトニンの分泌を促す作用もあり、これが楽しさとリラックスという2つの働きをもたらす効果があります。
またそれぞれのお酒の香りも脳に作用するので、カクテルや焼酎などで香りのあるものを選ぶと更に効果的かもしれません。
好きなお酒の香りを感じながら、ほろ酔いするのは非常によいストレス発散になります。
ただし、もちろん飲みすぎると肝臓に負担がかかりますし、二日酔いにもなります。
上手に香りとお酒を取り入れて素敵な生活をエンジョイしてください。
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梅の香り
どうも!調香師の桜新一です。
いつの間にか春らしくなってきました。
本日は梅の花の香りについて書こうと思います。
桜が咲く前の月に見頃をむかえる梅の花、梅の香りはガムや梅酒などで実は生活に身近な香りでもあります。
みなさんが普段嗅ぐ梅の香りは天然の香料ではなく、調香によって作られています。
梅はバラ科の植物なのでバラやジャスミン、アーモンドなどに含まれている香りを使って作るのが一般的です。
実際のウメの花は酢酸ベンジルの香りが特徴的だったりします。
奈良時代まではお花見と言えば梅だったそうです。
それが平安時代から桜に取って代わられ今でもお花見と言えば桜です。
しかし花も香りも桜には負けない魅力がある梅のお花見もたまにはいいのではないでしょうか。
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