脳内麻薬と香り
こんにちは!
調香師の桜新一です。
この前は催眠術と香りについて書きました。
今回はその続きで、
脳内麻薬について、脳内のニューロンから放出される神経伝達物質は約20種が確認されています。主に以下です。
・βエンドルフィン:モルヒネ同様の作用を示すと言われており、多幸感をもたらし脳機能を向上させる効果があるとされています。
・アセチルコリン:集中力が増し、効率的に記憶ができるようになります。
・ドーパミン:快楽ホルモンと言われており、やる気、集中力をもたらしてくれます。
・ノルアドレナリン:緊張感を保つために作用します。
・セロトニン:多すぎるドーパミンやノルアドレナリンを抑制し、過度な興奮を鎮めます。
催眠状態や瞑想時にこれらの脳内麻薬のドーパミンやβエンドルフィンが出ています。
そしてこれらの脳内麻薬には依存性がありません。
ちなみに性交時のドーパミンの分泌量を1とするとヘロインが3、コカインが4で覚せい剤が10そして催眠状態や瞑想時で20だそうです。
当たり前ですが薬の力で脳内麻薬を出す場合は薬が切れると効果が切れます。
つまりコントロールできないわけです。このコントロールできない状態が長く続くと依存症になると言われています。
一方、催眠や瞑想では体のメカニズムで分泌されてその状態が終われば自然と分泌は止まるため依存しないと言われています。
催眠はかかればかかるほど、深い催眠状態になりやすいと言われています。
つまり更に深くリラックスできるというわけです。
また催眠状態と音楽、香りを組み合わせることで更に深いリラックス効果を得ることができます。特に瞑想におすすめなのが白檀と沈香の香りです。
★おすすめのアロマグッズです。
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