紫陽花と香り
どうも桜新一です。
いつの間にか紫陽花(あじさい)が咲き始める季節となりました。
赤紫や青色は夏にピッタリですね。
紫陽花の香り自体は青臭くあまりいい匂いではありません。
そんな理由からか紫陽花をテーマにした香水も多くはありません。
紫陽花は咲く土壌によって色が変わります。
土壌が酸性だと青く、アルカリ性だと赤くなります。
これは紫陽花がアントシアニンという色素をもっており、補助色素や土中のアルミニウムが関係して赤や青といった色を出していると言われています。
どちらかと言うと紫陽花は香りよりも色の変化を楽しむほうがいいのかもしれません。
これは人間と一緒で人それぞれ持ち味が違う、ルックスが良かったり、性格がよかったり、良い部分を伸ばしていけばきっと紫陽花のように多くの人を感動させることができるようになるというメッセージなのかもしれません。
★おすすめのアロマグッズです。
http://ac.ebis.ne.jp/tr_set.php?argument=VSXRdXJC&ai=a51727fb40fe51
♫ホームページ
☆メルマガも配信しています。
購読は無料です。興味のある方はぜひ登録して見てください。
羽衣ジャスミンと夏の訪れ
どうも桜新一です。
いつの間にか夏が近づいてきましたね。
この季節になると家の近くでいつも羽衣ジャスミンが咲いています。
学名は「Jasminum polyanthum(ジャスミナムポリアンタナム)」。日本名では「シロモッコウ」と言います。原産地は中国雲南省。モクセイ科ソケイに属しています。金木犀等も同種類で、同じように香りが良いお花です。
ジャスミンの香りは酢酸ベンジルを核にアミルシンナミックアルデヒド、インドールやリナロールと言った香りが主成分です。
羽衣ジャスミンの香りはみなさんがご存知の香りで言うと、ジャスミンティーの香りをよりクリーミーにした感じです。
とてもいい香りなので幸せな気持ちになれます。
幸せは意外と身近なところに潜んでいます。
普段は気にしないけど、近くに寄ってみたら新たな発見があるかもしれません。
夏は一年で一番アクティブに動ける季節です。
皆さんも家の周りの花を見て匂いを嗅ぎながら四季の移ろいを感じてみてはどうでしょうか。
★おすすめのアロマグッズです。
http://ac.ebis.ne.jp/tr_set.php?argument=VSXRdXJC&ai=a51727fb40fe51
♫ホームページ
☆メルマガも配信しています。
購読は無料です。興味のある方はぜひ登録して見てください。
環境と香り
どうも桜新一です。
今回は環境と香りについてです。
アロマ好きの皆さんはラベンダーの精油をよく使うと思います。
ラベンダーと言っても色々な種類があります。
ラベンダー、スパイクラベンダー、ラバンジンです。
まずラベンダーとスパイクラベンダーの違いは
ラベンダーが標高800m以上1400m以下で生育していた品種で、
一方スパイクラベンダーが標高500m以下で生育していた品種です。
香りの違いはラベンダーがリナリルアセテートやリナロールを多く含みフルーティーでフローラルな香り、スパイクラベンダーはカンファーやシネオールを含んでいるためややハーバルな感じがします。そしてラバンジンはこの中間です。
ではなぜこのように香りの違いが生まれたのか?
それは環境にあります。
ラベンダーは高地で生育していたため害虫が少ない環境で長年育ったために害虫を阻害する成分であるカンファーやシネオールといった成分の量が少なめです。
スパイクラベンダーはラベンダーが育つ環境より害虫が多いのでカンファーやシネオールといった成分を多く含んでいます。
これは人間も同じで育つ環境や関わる人によって変わってきます。
人間で言うと以下のような感じだと思います。
厳格な家庭で真面目に育てられた人は真面目になり、さらに周りにいる人間も真面目なら確実に真面目になるでしょう。厳格な家庭で真面目に育てられたけど、その後芸人を目指して本質は真面目だけど面白いというような違いですね。
ちなみにそれぞれのラベンダーで結構匂いも違います。
同じように人間も環境を変えれば結構変われます。
この機会に新しいことや人に会いに行ってみてはどうでしょうか。
★おすすめのアロマグッズです。
http://ac.ebis.ne.jp/tr_set.php?argument=VSXRdXJC&ai=a51727fb40fe51
♫ホームページ
☆メルマガも配信しています。
購読は無料です。興味のある方はぜひ登録して見てください。
桜と香り
どうも!調香師の桜新一です。
桜が咲く季節になりました。
ということで今回は桜の香りについて書きます。
サクラと言えばお花見で、そのお花見で見るサクラの品種が一般的にはソメイヨシノです。そしてこのソメイヨシノを始めとする桜の花には香りがあります。
しかし、これらの花の香りは非常に弱く花に鼻を近づけても僅かにしか香りません。
これらの品種とは別に匂い桜と呼ばれている、オオシマザクラやヤマザクラ系統のサクラにはある程度当くまで香るほどの芳香があります。
実際のサクラの香りは、ベンズアルデヒド、フェニルエチルアルコール、アニスアルデヒド、クマリンなどが含まれています。
ベンズアルデヒドはアーモンド様の香り、フェニルエチルアルコールはバラの香りでフルーティーな日本酒の様な香り、アニスアルデヒドはベンズアルデヒドよりマイルドで甘みのある杏仁豆腐のような香りです。そしてクマリンの香りはまさに桜餅の香りです。
このように様々な香りが混ざり合って、良い香りが出来上がっています。
ぜひ日本酒と桜餅と杏仁豆腐とアーモンドを食べながら、桜の花の香りを感じて見てはどうでしょうか。
★おすすめのアロマグッズです。
http://ac.ebis.ne.jp/tr_set.php?argument=VSXRdXJC&ai=a51727fb40fe51
♫ホームページ
☆メルマガも配信しています。
購読は無料です。興味のある方はぜひ登録して見てください。
脳内麻薬と香り
こんにちは!
調香師の桜新一です。
この前は催眠術と香りについて書きました。
今回はその続きで、
脳内麻薬について、脳内のニューロンから放出される神経伝達物質は約20種が確認されています。主に以下です。
・βエンドルフィン:モルヒネ同様の作用を示すと言われており、多幸感をもたらし脳機能を向上させる効果があるとされています。
・アセチルコリン:集中力が増し、効率的に記憶ができるようになります。
・ドーパミン:快楽ホルモンと言われており、やる気、集中力をもたらしてくれます。
・ノルアドレナリン:緊張感を保つために作用します。
・セロトニン:多すぎるドーパミンやノルアドレナリンを抑制し、過度な興奮を鎮めます。
催眠状態や瞑想時にこれらの脳内麻薬のドーパミンやβエンドルフィンが出ています。
そしてこれらの脳内麻薬には依存性がありません。
ちなみに性交時のドーパミンの分泌量を1とするとヘロインが3、コカインが4で覚せい剤が10そして催眠状態や瞑想時で20だそうです。
当たり前ですが薬の力で脳内麻薬を出す場合は薬が切れると効果が切れます。
つまりコントロールできないわけです。このコントロールできない状態が長く続くと依存症になると言われています。
一方、催眠や瞑想では体のメカニズムで分泌されてその状態が終われば自然と分泌は止まるため依存しないと言われています。
催眠はかかればかかるほど、深い催眠状態になりやすいと言われています。
つまり更に深くリラックスできるというわけです。
また催眠状態と音楽、香りを組み合わせることで更に深いリラックス効果を得ることができます。特に瞑想におすすめなのが白檀と沈香の香りです。
★おすすめのアロマグッズです。
http://ac.ebis.ne.jp/tr_set.php?argument=VSXRdXJC&ai=a51727fb40fe51
♫ホームページ
☆メルマガも配信しています。
購読は無料です。興味のある方はぜひ登録して見てください。